6月6日 カキノハグサ(柿の葉草)ヒメハギ科ヒメハギ属
雑木が囲み明るさが乏しい山道も、この時季になると黄橙色のカキノハグサが咲き彩りを放っています。
濃い緑と落ち葉覆う林内で、鮮やかな花色、柿の葉に似た大きな葉がひと際映えて、いつものひっそり感漂う山が華やぐカキノハグサ週間です。
ヒメハギ科らしい不思議な形をした複雑な構造の花。
蕾から開花にかけて黄緑~黄色~橙色と花色が変わっていくのも面白くもあり魅力的です。
5個の萼片、3個の花弁からなるそうです。うさぎの耳のようなのと下部を包んでいる黄緑色のが萼片で、ツンと長く飛び出したのが花弁です。
ヒメハギは先っぽの髭のような突起物を触ると花弁が開くのですが、この花も一緒かも(^-^)
今年も裏山で6月の風物詩を楽しめることができました。そろそろ入梅ですね。