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野山にて:5月

里山の花

雑用で出かけるついでにと、ちょっと寄り道を・・

お目当ての花は、もう少し先のようで一輪が開き始めていただけ。

また来ようと帰りかけていたら、この周辺の植物を調査し保存活動をされている方にお逢いする。

しばし花談義の後、里山自然がそのまま残っている場所へ同行させていただき、

居心地よさそうに咲いている花達をゆっくり楽しむことができました。

キンラン

イトトンボをゲットしたイシモチソウ。

 
この長い腺毛の先の粘液球にくっついた虫を吸収、消化する食虫植物ですが花はとても清楚です。

こんな小さな花も・・・カナビキソウ

あっという間にお昼を過ぎちゃいました。これから篠山に移動します。

山間の道を篠山まで走る途中でホウの花が咲き始めていました。

この花は高枝に咲くので、こんな近くで見れると嬉しい。

ホウの花

2年前に御嶽山中で発見された九輪草の群生地を初めて訪れます。

前日の新聞を見て来られたという数組と行き交いながら、御嶽への登山道を登っていくと

九輪草群生地と書かれた案内板が取り付けられていました。

谷間に入っていくとピンク色が目に入り、保護ロープに沿って足を進めると・・わお~♪

周囲の樹木の間を覆い尽くす九輪草が西日を浴びて輝いていました。見事な群落です。

時間が遅かったため花の場所までの往復でしたが、山の中ではハリエンジュの甘い香りが漂っていました。



下山途中の休耕田の縁にカスマグサが咲いていました。

カラスのエンドウとスズメのエンドウの自然勾配種です。カとスの間でカスマ^^


いつものごとく花の寄り道で遅くなってしまいました^_^;

後川から三田へと走る。小柿から眺める大船山がいい姿。