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▸奈良・三重県の山(大峰・台高)

厳冬期の釈迦ヶ岳(二日目)

13日曇り:4時過ぎに目を覚まし、外の様子を覗きみると・・・寒!!

風が強い。またシュラフに潜り込む。

この天気じゃ、日の出も無理なので後1時間ほど寝ることにします。

6時起床・・どうやら雪は止んでくれたようで一安心。

昨晩のモツ鍋の残りにお握りを入れて作った雑炊がすごく美味しい。

温かいものを頂くと元気がでます。

8:00・・軽食と飲み物だけをザックに入れて、ふかふか雪が覆う樹林帯を進む。

下山後には、テントの撤収や長い林道歩きがあるので時間をみて戻る予定です。

バージンスノーを踏みしめながら、やっと来れたんだ。柔らかな曲線を描く雪の稜線と樹氷。

清冽な無垢のステージに感激もひとしお。風の向きが変わってきているので青空が覗くかなぁ。

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     灰色の雲の奥にうっすら青色が・・静けさが漂い幻想的な趣です。 

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    もくもくと・・立ち枯れた木も生き返ったような冬化粧に見惚れるね

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     念ずれば・・・大峰の神々が微笑んでくれました。もう言葉にならない。

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    岩場のシンボルツリーと赤が青空に映える

釈迦は雲の中だが大日岳の姿が樹氷の奥に・・

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     ただ心静かに対峙するだけ・・

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   10:56:古田の森 軽く昼食を摂り小休憩。釈迦はあい変らず雲に隠れ姿を現してくれない。

でも、ここまでで十分満足です。また、いつかの楽しみを抱いて4人がつけたトレースをなぞるように登山口へと引き返す。

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また日和のいい日にお越しと青空と冬桜のような樹氷が見送ってくれる。
 
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13:00:峠の登山口。テントを撤収し、駐車地まで林道歩き。昨晩の雪で私達のトレースが消えている。
30~50センチは積っているだろう。吹き溜まりはそれ以上だ。これだけ積ると林道とはいえないね。
振り返ると青い空に白く輝く七面山
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15時50分:700m駐車地。あれ?車には雪が無い、風で飛ばされたのかな?
無事に下界に戻り、夢の湯でほっこり温もったあとは、お疲れ様~とノンアルコールで乾杯。
Oさん夫婦とTちゃん、冬の釈迦の二日間ほんとうにお世話になりました。
この雪のように、どっさりの感謝です(^^)