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▸中国・四国地方の山

毛無山

毛無山山頂から大山・烏が山

2009年10月25日曇り:毛無山(1218m)岡山県新庄村

 ▸山の駅「あじわいの宿新庄」~金ヶ谷林道~金ヶ谷山分岐~白馬山(1060m)~毛無山(1218m)~田浪P

ふとブナの森の黄紅葉が見たくなり、以前から行ってみたかった岡山と鳥取の県境に

位置する毛無山(けなしがせん)に行ってきました。

我が家を6時に出発し、西宮北IC~蒜山IC~新庄村に8時40分頃につく。

高速料金¥1000も嬉しいが意外と近いんだなぁ

あじわいの宿・新庄の前を通ると何かイベントがあるのかな?大勢の人。

聞いてみると今日は毛無山紅葉登山の日だそうです。

予定では田浪から白馬山~毛無山周回のつもりでしたが、この日はシャトルバスも運行しているとの事。

係の人から、まだ最終送迎バスに間にあいますから是非、縦走してくださいと言われたので、急いで田浪園地まで車を走らす。

ビジターセンターに駐車し最終バスで(三人だけ)先ほどの受付会場まで戻り、バス料金¥300を支払う。(お弁当付きだと参加費¥1500)

今日の参加者は約200人だそうですが、もう9時過ぎなので参加者は随分前に出発した後。

スタート会場には係員と私を含め最後尾の三名だけ。

温かい野菜汁とお餅のおもてなしも受けて、ほっこり気分で金ヶ谷林道に入る(9時25分)

バスで、ご一緒だった岡山南部から来られた二人は、いつのまにか遥か先を歩き見えなくなった。

当初の予定通り(笑)一人で金が谷登山口から稜線分岐まで綺麗に色づいた尾根筋を登っていく。

★林道沿いには、こんなチェンソーアートが。

長い林道歩きでしたが咲き残る花を楽しみながら

登るにつれ素晴らしいブナ林が拡がる。   朝鍋鷲ヶ山方面の山肌は見事な錦秋の彩り。

金ヶ谷山への分岐を過ぎ東に延びる白馬山・毛無山への稜線は秋色の素晴らしいブナ街道♪

とても歩きやすい稜線。何度も立ち止まっては、ほお~っと眺める素晴らしいブナ街道。

振り返ると金ヶ谷山かな?いい姿。

眼下に土用ダム。稜線から緩やかに落ちる斜面は緑の笹と木々の色姿が、えもいえぬ美しさ

ここまで一人だったが白馬山手前で前方に先行者の姿。 東方向に毛無山が垣間見える。

★白馬山(1060m)12時20分

お昼休憩中の大勢の人達で賑わっていた。

空いている場所でカップラーメンを食べていると「温かいの美味しそうですね」と言われた。

参加者のお弁当はお握りだったようです。

白馬山から毛無山までの稜線は周囲の木々が低くなり、ぐるりの展望が開けて気持ち良い。

大山、烏ヶ山の眺望も素晴らしい。 毛無山が指呼の距離になった。

歩いてきた稜線を振り返る。

稜線付近は先週くらいが見ごろだったようですが、渋い色のなかで鮮やかな色が引き立つ。

★毛無山(1218m)13時50分

わ~♪大展望が目の前に拡がります。でも私が判るのは大山と烏ヶ山、三平山くらい^^;

 ゆっくりとコーヒーを飲みながら山々を眺める。

下山コースの方がブナの黄葉がいい感じでしたが、曇りと時間的な具合でちょっと薄暗い。

羊歯が現れると谷が近い。桂の大木が点在する谷沿いから杉林を過ぎ林道に出ると、

案内看板が数か所に設置されていたので、下山後に説明書きを読む。

田浪登山口で係の人達が最終下山の人達を待っておられる。おかげで縦走できました。

昨年は故障者を負んぶして下山したそうで、今年は楽でしたよと爽やかな笑顔。

お世話になりましたとお礼をのべて新庄を後に蒜山ICへと走る。15時35分

意外と近かった自然林の素晴らしい毛無山。いつかカタクリ咲く春に歩いてみたい。

地場野菜がいっぱい入った野菜汁が、すごく美味しかったです(^.^) 

いい山の一日を過ごさせていただきました。