▸遠近の風景

春の南紀・・・海の幸

 
  4月上旬に1週間ほど南紀の実家に帰省していました。

こちらは裏六甲より半月くらい春が進んでいるようです。

農作業補助と家事に追われるなか、ちょっと息抜きに海へ・・

  ここでも長靴の出番です(^^)

ちょうど大潮の時期なので、干潮時間にあわせて春の海の幸「亀の手」採り。

潮が引いた岩場を、ピョンピョンと岩から岩へと渡り「ここのは大きくて美味しい」と父がいう場所へ・・

岩の隙間にびっしりと亀の手!尻尾がちぎれないように、根気よく採る作業は腰も腕も疲れます。

大きく成長するまで8年ほどかかるらしい。(カタクリみたいや)小粒は採らず大きいのをほじほじ。

時々、腰を伸ばして海を眺めたりしながら3時間あまり・・

あ~しんど!そろそろ帰ろうと容器を持つと・・・重た!

これを持って浜辺まで戻るのが一苦労^^; でも、しんどい労力の価値がある海の珍味なのです。

同じ海でも沖の岩場ほど美味しいと、舟で岩に渡る人もいますが私は2本の足で渡りました。

こちらでは「せえ」というんですよ^^

満潮になると、この岩場は海の中・・子供時代は大岩まで泳ぎ飛び込んでましたが、もう無理。。

 
 
 
 

沖にスキューバダイビングの船がやってきた。この辺りの海は素晴らしいサンゴ礁があるんです。

 

浜辺には、トウダイグサ科のイワタイゲキが咲き、鮮やかな紫色のハマエンドウも群生している。

 

 

 帰路はトキワツユクサが群生する坂道を、ふうふう云いながら登り駐車地まで戻る。疲れたぁ。