花の記野山にて:6月

古木に宿る・・フガクスズムシソウ

フガクスズムシソウ (富岳鈴虫草)ラン科クモキリソウ属

2021.6.25

昨年、フガクスズムシソウを見たくて高層湿原を訪れての帰路で ”来年は来れるかなぁ”

と、思いながら帰りましたが、今年も頑張って訪れることができました^^

一年振りの花詣遠征は、梅雨の最中の有難い花曇りとなり、ブナやカツラなどの古木が織りなす癒しの森・・

コバイケイソウやワタスゲが咲く高層湿原、歩く路沿いには・・

アカモノ、ツマトリソウ、ミドリユキザサ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、キヌガサソウ、オオミゾホウズキ、

ヤマクワガタソウ、カラマツソウなどなど・・何度も何度も一年振りの挨拶をしながら歩く^^

時々、古木の樹上を見あげては小さな花探し…臙脂色の花と黄緑色の葉が目印だ。

古木を、ほぉ~っと仰ぎみるのって気持ちいい…わらわらとフガクスズムシソウが咲き群れていると…もう最高デス^^

いつものごとく仰さん撮って、わんさか載せました (^^ゞ

木の隙間から覗きこんで…

 

ツタウルシに隠れてます。遠い場所の樹に着生している花…肉眼では、これくらいに見える

 

ミヤマノキシノブ、ツタウルシ、苔などと一緒の住処です。

戻っていると・・・根元から1mほどの場所に咲いている株が!

肉眼で、こんなに間近で見れるのは初めて…嬉々と被りつきタイム。

花は唇弁の色が違うだけで、クモキリソウと殆ど一緒ですね。

コクランより唇弁の色が薄いかな。。。

 

 

走行距離710㌔..運転も花々も堪能した花詣遠征。