野山にて:9月

ツルリンドウ咲く裏山にて・・

2020.9.5    ツルリンドウ(蔓竜胆)

残暑厳しくても山に入れば、花や果実に移ろう季節を感じます。

9月に入ると、この山に咲くツルリンドウとヤマジノホトトギスを見に九十九折を大汗かきながら登ります。

なんか今までと違う感じを覚えながら登っていくと・・以前より林内の植生が貧弱になってしまったような感。

逆にポツポツと自生していた種がびっくりするくらいの群生になっていたり(これは楽しみ♪)

一喜一憂しながら、林床に咲く9月の花を探して歩きます。

少なくなったなぁ。。。ヤマジノホトトギス

ぐるぐると蔓が巻き付けないまま地面に這って咲いていたツルリンドウ

花色が白色から淡青紫色と個体差も楽しめます。

チヂミザサも一緒に・・

ノササゲの花・・・紫色の実も楽しみ♪

薄紫色になってきたノササゲの実も、ぶら下がっていた。

秋の気配が濃くなるにつれ、鞘の色も濃い紫色に変わっていきます。

ヌスビトハギの実が、お洒落なツートンカラーになっていた。陽光を盗んで輝いてる(^^)

思わず 「咲いてたんだ!」

長年、此処で確認していたコクランの小さな株が、花を付けたのを見たことなかったのですが・・

ひっそりと咲いてたんですねぇ。また来季の楽しみがひとつ増えた(すぐ忘れるけど)