綿向山(1110m)

18切符の残りで今日は綿向山へ樹氷登山です。
家から5:45の電車に乗り、三田回りで大阪まで、大阪でGさん、Sさんと合流し、近江八幡駅に着いたのが8:18・・・ここから8:23のバスに乗って(710円)北畑口まで行き、そこから西明寺まで約40分車道歩きです。

御幸橋から砂防堰堤を過ぎ、北畑谷林道に入ると接触変成岩地帯の説明板があり、フカフカの雪道を進んでいくとヒミズ谷出合小屋に着く。ここは水無山北尾根登山口でもあり、綿向山表参道との分岐地点です。

ヒミズ谷にかかる鉄橋を渡り、スギ林の中の九十九折の登山道を登っていきます。

合目標識があるので、どの辺りか分かりやすいが、九十九折道をかなり歩いたようでも、まだ、2合目〜でした。
スギ林を抜けると3合目の水木林道に出る。正面の白い山肌を見て、早く上に行きたい気持ちになるが、お腹も空いたことだし、ひとまずここで小休止。
青い空とキラキラと光る雪・・・最高です。
雪面とスギ林のコントラストも綺麗です。

ようやく830m地点の5合目小屋着。お天気がいいので外のベンチで昼食作り・・・カレーうどん・ラーメン・てんぷら蕎麦と雪景色を眺めながらの、温かい麺類はまた格別です。

5合目辺りの樹氷に感激していたら、下山してこられた方が上はもっとすごいよって。(楽しみ〜♪)
6合目のブナ林からはもう前に進みません。一面樹氷の林です。
もう、ここで大満足ですが、お天気もいいので山頂まで頑張りましょう。
行者コバの先の分岐を右に行って、トレースがないので戻ってきたところで下山途中のMさん達と出会う(積雪期は北側の小尾根を登るようです。)
登りはアイゼンをつけていなかったので
時々、ズルズルと滑りながらもやっと山頂着。

山頂には大嶽神社が祀られ、青年の塔という大きなケルンがある。
山頂からはもう最高の展望が・・・寒さも忘れて歩き回ります。
東側にどっしりと雨乞岳・その右後ろに尖った鎌が岳が一望です。


バス時間が気になるので、あまりゆっくり出来ません。
さあ〜超スピードの下山開始!
尻セードより速い、ビニールセードであっという間に行者コバの分岐に着きました。
スギ林も時々、まっすぐに下りて距離を稼ぎながらの下山は速い。
水の音が聞こえてきたら、もうヒミズ谷小屋です。

雪景色に名残惜しんでの一枚
木漏れ日が雪面にこぼれて、雪面の小さなお日様です。
葉っぱの白いハリネズミ
西明寺からは朝、歩いた車道をテクテクと北畑口バス停まで歩く。
後ろ姿だけでヒッチハイクしようかなどと言いながら歩くが、全く車が通りません。
やっと、バス停着。4:40のバスに遅れると1時間後まで無いので間に合ってやれやれ。
1時間バスに揺られ近江八幡駅に着き、駅前で車中宴会用を購入してから、電車に乗る。

長い車中も最近は帰路の楽しみの一つになってしまって、車では味わえないひと時です。
気持ちよいほろ酔いで皆と別れ、我が家に9:00頃着。
皆はもう家で晩御飯食べてるころかな?
楽しかったね〜。

今日は降雪と冷え込んだ日の後の絶好の冬山日和で、青空と白い樹氷とパウダースノーを贅沢に味わえた冬の一日でした。
ちょっと良すぎたかな・・まだこれからが冬本番なのに・・。