丹生山系
天が辻〜志久峠〜原野


□2005年9月11日(日)晴れ
□単独

□天が辻〜黒甲越〜中山大杣池〜志久道(志久峠)〜肘曲がり〜原野

休日の朝、何とか天気が持ちそうなので、さて何処に行こう〜と悩みながら家事を適当に終わらせて山の用意を・・。
春に天が辻〜屏風谷出合の方に歩いたので、今日は黒甲越〜天保池の方に行ってみようと10時30分頃に家を出る。
あい変らず遅いスタートです(^^ゞ

この時間からだと、丹生山縦走路を廻って、天が辻に戻るのは無理なので電車で帰ることも考えての出発です。

天が辻の分岐(11:00)
この稜線の登山道を通らずに屏風谷方面に降りて谷沿いを歩く

右に行くと多聞寺に出る道だが、今はあまり歩かれ
ていない。
薄暗い谷間を下りると丹生山縦走路に出合う。
(11:10)
方向感覚がおかしくなりそうなくらい雑木林に囲ま
れた薄暗い谷道を歩くが要所に古い道標がある。
(11:40)
少し明るい谷に出ました。
大日地蔵(12:24)
崩れかけた斜面を登ると古い地蔵が建つ峠に出る。
右に行くと八多。左へ少し登るとやっと視界が
開けた場所に出て、ここで少し小休止。
13:14
足元は岩でゴロゴロ、蜘蛛の巣だらけの道を過ぎ
フェンス沿いに歩くと舗装路に出る。
右に入ると朽ちかけた道標がある。

地図を見ると東鹿見山と西鹿見山の間の地点の
ようです。
中山大杣池(14:00)
淡河の神戸青少年公園内にある


ここからも薄暗い林の中をもくもくと歩き、天保池の分岐に出るが時間がないので、大杣池までの道をひたすら歩く事に・・。
車の音が聞こえだして、しばらくすると中山大杣池のある神戸青少年公園に着く。
池の畔で遅めの昼食をすませ、帰路のコースを悩む。
淡河に出る方が早いようだがバスの便が少ないし。。。志久峠を行き、谷上か箕谷に出る方が帰りやすいかなと思い、池の横手から志久道に入る。
志久道は山田と淡河とを行き来した古い峠道で、現在も変わらず静かな峠の趣を味わえます。
中ン峠(峠のほぼ中間地点)には多田繁次さんの峠の文章が載せられた説明板があり、少し先に牛繋ぎ松がある。古い時代にここで牛を繋いで休息した場所でしょうか。


多田繁次さんの峠の文(14:44)
牛繋ぎ松 花折山との分岐(15:10)
この辺りに来ると道標も新しくなっている



花折山と肘曲がりの分岐点で鰻の手池回りで谷上に出るか・・肘曲がりを降りて箕谷に出るか・・と思案するが
時間的に考えて肘曲がりから原野〜箕谷にコースをとる。
途中、稚児墓山の分岐を右にみて、ゴロゴロ石の道を下って行くと原野に出る。
何時間も雑木林の中を歩いていたので視界が明けて、ほっと一息です。
田んぼの畦にはヒキオコシ・ミゾソバ・オトコエシ・キキョウが咲いていました。
でもここからが長い舗装路歩き・・・住宅地を抜けて、箕谷駅まで約1時間テクテクと・・・。

肘曲がりから原野への道 原野の集落(3:43) 振り返ると左に帝釈山・右に稚児墓山(16:13)


箕谷駅に4:35着。電車を待ちながら休憩する。今日は昼食時しか座ってないので思わず、あ〜やれやれ。。です(笑)
歩行時間は5時間余りでしたが、一人も登山者に会わず、ずっと薄暗い樹林の中をもくもくと歩いたせいか長く感じました。
秋が深まった頃に天が辻〜花折山〜天が辻と廻るのもいいかも。
次は帰路に眺めた丹生山と帝釈山に行こうかな・・。

出会った花

アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモゾキ) シラヤマギク マツカゼソウ
ヤマジノホトトギス ツルリンドウ ミヤマウズラ
ヤマハギ シュウブンソウ ヤブマメ
ミゾソバ ヒキオコシ ダン菊