丹生山(515m)〜帝釈山(586.1m)
□2005年9月13日//単独
□衝原ー義経道ー丹生山(丹生神社)−帝釈山ー裏参道ー表参道ー衝原



今日も体が休みモードで出発が遅くなってしまう。先日の天が辻は我が家からは徒歩で入れるのだが、今日の登山口の衝原
は車で20分くらいの場所にある。
道路脇に車を停め、サイクリングターミナルの奥に入っていくと登山口に義経道の説明板が設置されていた。
竹林を通り、坂下への分岐を過ぎると両側に明要寺の古い墓地がある。山頂の丹生神社は明要寺を鎮護する目的で建てられ
たものだそうです。
緩やかに登っていくと3町石のある参道と出合い、杉木立の中に古い木のベンチが2つ並んでいる。
少し登ると丹生城跡の石垣があり、その先に明要寺跡が杉の高木に囲まれてある。
付近にスズメ蜂がいるとの情報なので、上の神社に安全祈願の御参りをして白い手ぬぐいを頭に被り、顔と頭部を保護してから
お目当ての花を撮りに行く。


丹生神社=千数百年前、百済からの渡来行者によって開山されたが(妙要寺)秀吉の三木城攻めで焼け、その後復興された
が、明治の廃仏毀釈で廃寺となり、寺の鎮守であった山王社が丹生神社として残り、現在に至っている(北神戸の山々より)

10:30 登山口  義経道の説明板があります 11:04  古い町石
 丹生神社への参道。右は帝釈山へ 丹生神社・・静かな佇まいの神域です。
12:03 
鳥居まで戻り、帝釈山へと進むとシビレ山との分岐。
帝釈山へと登っていくと両側にシコクママコナの群落が
シコクママコナの群落(ミヤマママコナと同種だがこちらは葉に鋸歯がある)
12:31  鉱山跡もある山なので、岩が多い道。 12:40  帝釈山山頂(586.1m)ここで昼食
丹生山妙要寺の奥の院として梵天帝釈を祀っていたのが
名前の由来

山頂に小さな祠が2つ残っている。
帝釈山から、もとの道を戻っている途中にふと斜面下を見ると気になる雰囲気の場所が目に入る。
気になると足が勝手にズルズルと斜面を下りていってしまうのでした(笑)

何と!いい匂い??の花の群落でした♪この場所は花にとっては安全圏のようです。
もと来た道を戻る。ウラジロが茂る里山のいい道です。 14:00  裏参道を下りると表参道の登り口に出合う。
ここが10丁
神社の方に戻っていると、今度は左手の裏参道の林床が気になって(^^ゞ
舗装路を下りていくと、右手の木の根元にスズメ蜂の巣があり、数匹が根元付近でホバリングしているのを横目で
見ながら、そっと遠ざかる。

裏参道にはフジカンゾウ・ハグロソウ・キンミズヒキなどが咲いていました。
このまま行くと車まで遠くなるので、また表参道から丹生山手前まで登り返す事に・・。

10丁からの町石が並ぶ古い参道は緩やかな石積みの道です。
途中に山腹を通るような細い道筋があり、義経道の何処かにでるような気がしたが確かではなかったので、
そのまま参道を3丁の出合まで戻る。(14:30)


衝原までの下山時に横道を注意していると明要寺の墓地の所に黄色のテープがありました。
ひょっとして、ここに出てくるのかも・・。いつか確かめる楽しみが出来ました。
表参道を3丁出合まで登る・・。
3丁のベンチでしばし休憩後、、衝原への道を下りる
シラヤマギクが咲く登山道(義経道)
六甲の西側の山並み・・多分、菊水山辺りでしょうか?
この時期に丹生山に来たのは初めてでしたが初秋の花を沢山、楽しめることが出来ました。
やはり季節を変えると違う趣が味わえて、いい山の一日でした。
カリガネソウ



出会った花
ヨメナ?ノコンギク? ゲンノショウコ白花 ハグロソウ
アレチヌスビトハギ ツルアリドウシの実 ?な花