嶽の森山(290m)和歌山県古座
              
2005年8月15日//3人
一枚岩登山口ー嶽の森山上の峰ー鞍部ー相瀬橋ー一枚岩

嶽の森上の峰から・・下の峰と石英祖面岩からなる巌の巨人(ジャイアント)

2年振りに故郷に帰省する。
仕事で休めない2人を置いて、私と息子夫婦とコボの3人と一匹での里帰りです。

13・14日は息子達に付き合って海に。私の弟を筆頭に素潜りで新鮮な刺身を調達するのです。

私は海より山に行きたいなあと愚図愚図してるうちに2日間がアッという間に過ぎてしまった。
今日の夜に帰るので、今日こそは山に行かないと・・・せっかく山靴・沢足袋・ザックも積んで来てるのに・・。
用意をしていると息子達も付いてくるというので、烏帽子岳をやめ短時間で行ける嶽の森山に行くことにする。
暑さは半端じゃないよ!藪漕ぎもあるよと一応、念を押して・・。

一枚岩トンネルの手前から入るのだが、登山口までがもう藪漕ぎ状態。
山に入るとサウナの中に入ったように汗が吹き出る。この暑さ〜・・地元の人が夏は誰も山に登らんよーっと言うはずです。

3年振りに登る嶽の森山は半端じゃない蜘蛛の巣・蜂・背丈程もある、かみそり刃のような茅のブッシュが迎えてくれました。

一枚岩が下に見えるとかなり登ったように思うがちょっとだけです正面に下の峰(270m)
滑床状の沢道(岩にステップ状の窪みが削られてるので歩きやすい)
茅で切れた腕がヒリヒリする〜Gパンが汗で歩きにくい〜と
嘆いている二人
大塔山・法師山方面を望む
この岩場をよじ登ったら、山頂です 嶽の森山上の峰(だけのもり)290m
嶽の森山下の峰(巌の巨人が見えます。巌の巨人が笑っていると幸せになれるというが・・どうかな)
涼風が吹きぬけて気持ちいいので、ここから動きません(笑) 下山は杉林の中の道をを相瀬橋に下りる
斜面にマツカゼソウが咲き始めていました。
シダ類が豊富です
一枚岩に向かう車道から、見える嶽の森下の峰(右が古座川) 古座川の名勝地 一枚岩


車ばかり乗っていて、余り歩かない若い二人はヒーヒー言いながら登ってましたが、登りつめた山頂はさながら
天国のように感じたみたいです(^^♪ 茅地獄の中を歩いたものね

田舎の海も山も川も自然そのままです。


下りてきた二人は早速、短パンに着替えて古座川にドボン!!私もっと思ったけど、着替えが無いので断念し、食べ物で
涼感をとカキ氷を食べながら一休みする。

海・山とあっという間の3日間でした。これも年老いた両親が元気でいてくれるおかげですね。


午後9時前に実家を出発。我が家に着いたのが明朝4時(疲れた〜)

往復とも夜中に走ったので、しばらく時差ボケ状態になってしまいました・・年だなあ〜(-_-;)