深戸谷〜仏谷峠〜湯桶谷〜白石谷〜瑞宝寺西尾根
まだまだ裏六甲の紅葉も見頃・・何処に行こうか?Sさんの希望は瑞宝寺西尾根。

有馬口から入るとして、深戸谷からは入ったことが無いので深戸から瑞宝寺までのコースにするが、これがなかなかのアップダウンコース。4時までに瑞宝寺に着くのはどうかなあ?いつもよりハイペースで歩かないと・・。
Mさん、Sさんと3人娘??の晩秋の静かな裏六甲裏うら歩きです。
水無川沿いに歩いていくと鬼が島と深戸谷の分岐に着く。

手前を右に入り、林道を進むと右側に小さなプレートがかかっているので分かりやすい。
ここは堰堤のデパートのような谷(昭和40年代の堰堤だらけ)
いい雰囲気の雑木林の場所にはなぜか堰堤が・・。

でも、静かな雑木の紅葉を楽しむにはいい場所です。
谷は風当りがきつくないので紅葉もきれい♪

水無山と仏谷峠の分岐からは杉林の中をジグザグに登っていくと鞍部の仏谷峠に出る。
仏谷峠は仏谷と逢が山と高尾山との分岐地点。ここから高尾山まではちょっとしんどい上りになるのでここで小休止。(高尾山は何処から入っても上りがきつい)まだまだ先が長いなあ〜。

落ち葉の絨毯道をヨイショヨイショと上り詰めると雑木に囲まれた高尾山山頂に着く。
毎年、この稜線に群生するミヤマシキミの赤い実を楽しみに来るのだが、まだ、少し早いかな?
斜面を覗いてみると真っ赤な実が見えて、勝手に足がズルズルッと下りていってしまう(笑)
下りると上がらないと駄目なのに・・。
シキミも見れたし、湯槽谷峠まで少しペースを上げて歩きます。
有馬三山の湯槽山手前から湯槽谷峠へ。左の湯槽谷を降りていくと谷間のカエデの紅葉が綺麗に色付いています。
センニンソウの仙人の髭のようなそう果も落葉樹に絡まって、木に白い花が咲いてるよう。
谷を下りると見慣れた紅葉谷入り口に到着。よく歩いた〜と思ったがまだ、ここで半分の行程です。白石谷入り口の滝の手前で昼食タイム。お腹が一杯になるとまた、今から登るの〜と体が言ってるようですが、さあ〜後半分・・ファイト。

イワタバコの時期は白瀧滝までは来るのだが、上まで上がるのは何年ぶりかな〜。
今年の豪雨で谷はすごい荒れ様。崩れた岩と倒木で谷が埋まってしまった状態です(T_T)

谷の上部の白瀧滝の辺りからは特に酷かったので、コースを外れているのに気が付いたのは同じように谷を登ってきたお兄さんに出会ってから。もう一人の先行者もやはりまっすぐ上がってしまったようで途中から下りてきているみたいです。

左に入らないといけないのだがその地点が分かりにくいので、取りあえず滝の辺りまで戻ろうと、下りかけてみると右の斜面にそれらしき場所が見えたので、近づいてみると古いテープがありました。


これで一安心とテープを確かめながら、しばらくいくと階段道になり、ここでまたアレ〜??
こんな階段あったかなあ〜?地図にも無い道で、すごい急登です。
どうもこの道は吉高神社より有馬寄りの所に出るような感じが・・・今日のコースで一番の急登。
何度かア〜しんどと喘ぎながら登っていくと、やっと出ました♪魚屋道にーー。
こんな所下りる人いてるんだろうか?と上から覗いて思うのでした。
ここに出るはずだった吉高神社の前を通り、ドライブウエイに出て、左に少し行くと瑞宝寺西尾根と書かれた小さなプレートがある取り付き点があり、ここからが今日の最終コースの瑞宝寺西尾根です。

ミヤコ笹の茂った道を進み、すぐの分岐を左に・・。次の分岐は??ここも左にとったのが2回目のルート外れの始まりでした(^^ゞ  (おぼれげな記憶はあてになりません)

途中から、突然テープが無くなってしまい辺りには踏み跡も無いので、大体の見当で笹を掻き分けて上にあがるとヒョイっと尾根道に飛び出しました。どこでテープを見失ったのか?
後で地図をよく見ると左に下りると猪谷に下りていくようです。
尾根道はドウダンツツジの木が多くて、真っ赤な紅葉や有馬三山の稜線を楽しみながら下っていく
快適な道です。水の音が聞こえてくるともうすぐ太鼓滝に・・。
この辺りの雑木林もいい感じ♪フカフカの落ち葉の絨毯です。
人の姿が見え出して、やっと最終地点の瑞宝寺公園内に到着〜。
9時〜4時まで7時間の行程でしたが、幾つもの谷の登り下りは結構歩き応えがありました。
これだけ歩いて踏んだ山頂は高尾山1つだけ(笑)

何度か迷走もありましたが、何とか予定時間内に下りれて、やれやれ。
紅葉真っ盛りの瑞宝寺公園内でお疲れ様〜とビールで乾杯♪
しかしよく歩いた〜という充実感に溢れた裏六甲裏うら歩きでした。
Sさん、Mさんお疲れ様〜。もう一度リベンジですね
  • 11月28日(日)晴れ
  • 3名
  • 有馬口ー深戸谷ー仏谷峠ー湯桶谷ー白石谷ー瑞宝寺西尾根ー瑞宝寺ー有馬温泉