三の峰〜別山平(2128m)
三の峰頂上直下から三の峰避難小屋
□8月5〜6日5名
□上小池キャンプ場〜六本檜〜三の峰避難小屋〜三の峰山頂〜別山平(ピストン)
石徹白から銚子が峰に登った時に眺めた三の峰、昨年も行きそびれたので、この夏こそ歩いてみたいと思っていた。
が、仕事休みの火曜日は天気が今ひとつ。となると日曜日?と思いあぐねていると山仲間のMさんが土・日で行くとの事。
う〜ん、2日間は休めない。。。でも行きたい!仕事を早く終えて後で追いかける事にしよう。

我が家を18時30分出発、吹田ICまで集中渋滞気味。北陸道に入るとスイスイです。深夜割引を使うので北陸道の杉津SAで
仮眠後、2時過ぎに北陸道を降り深夜のR158を快適に走る。鳩が湯を過ぎ、舗装された林道を登っていくと上小池に4時頃に到着。
Mさんの車の横に駐車すると起こしてしまったようです。皆さん、ごそごそと起きてきました。おはよう〜。
Kさんは外で満天の星ので下シュラフに包まって寝てたようです。

夜明け前の朝食を済ませ、うっすらと明るくなりだした河沿いの林道を登山口まで歩く。
オトコエシ・山ウドの花・ソバナと秋の花が沿道に咲いています。
登山口(5:30) オオウバユリが咲く刈り込み池との分岐
六本檜から朝日をうけた別山の遠望
登山道脇にはアカモノの実が食べごろ!
ほのずっぱい味が疲れを取ってくれる
剣が岩(7:50)
剣が岩の上部にはこんな案内板が設置されている
剣が岩手前の斜面も見事なお花畑
カライトソウと別山・・遮るもののない登山道だが廻りは花・花!展望と花を楽しみながらの稜線漫歩です。。が、暑い!
足元はピンクと黄色の競演・・シナノオトギリと下野草

岩でゴロゴロした道を花撮りしながら登っていると上から降りてきたのが丹波のTさん夫婦
うわ〜とビックリしたり喜んだり・・・山でのこんな遭遇はいいですね。
千振尾根の奥に白山(御前峰)が覗く クガイソウ・下野草が咲く稜線から二の峰〜銚子が峰
9:50 周りがマツムシソウの花畑になると
三の峰避難小屋は目の前に
10:30 三の峰頂上
三の峰から別山平〜別山を望む
この稜線を眺めていると別山平がおいでよ〜と呼んでるようなので、別山平まで足を延ばすことに
ここは雲上の楽園♪まるで別山の懐のようなニッコウキスゲ咲く広々とした稜線。
御手洗池(11:30) 

池の周りにはタテヤマリンドウ・ウメバチソウ・ネバリノギランが咲いていた
水面に逆さ別山が映る。先に到着していたMさんとSちゃんと入れ違いに池の淵で昼食タイム。
帰路は夜間割引時間の深夜0時に高速を下りる予定なので、ここで同行の皆さんと別行動をとることにして天国のような場所で
写真を撮ったり、景色を眺めたりと至福のひと時をのんびりと味わう。
三の峰山頂に戻ったのが13:00 

 午後からは靄がかかって遠くの山が霞んで見える。
避難小屋までの間も花街道・・下野草・唐糸草・シャジン・マルバダケブキ・ハクサンフウロ・シシウドなどの群落です。
避難小屋前で小休止し、もと来た鳩が湯新道を下山にかかる。
六本檜が見下ろす稜線のはるか向うに見える。帰路は一人なので気を付けて下山しよう・・


こんなに長かったかな?と思うほど、急な下りが延々と続く。
ここも隣の千振尾根のブナ林と負けず劣らずの素晴らしいブナ林です。
16:30  やっと登山口到着。休憩も含めて11時間よく歩きました。

目の前の川で顔を洗い、ほっと一息つく。キャンプ場の駐車場に戻り、鳩が湯温泉まで林道を走る。
温泉に着くと「今日の入浴時間は終了しました」との看板が・・・え〜(T_T)

どっと疲れが押し寄せてきました。ここで諦めないのが関西のおばちゃん(^^ゞ
一応、聞いてみました。すると快くいいですよとの返事が・・・よかった〜。
レトロな雰囲気の温泉で汗を流し、やっと生き返る。

北陸道福井ICに入ると心配していた渋滞もなく、途中のSAで仮眠しながら0時を過ぎて西宮北ICを降り、我が家に帰る。

三の峰いい山でしたね。皆さん、お疲れ様。
また訪れたい山が増えました。

三の峰の花アルバム