扇の山(1309・9m)
鳥取県/兵庫県
□2005年10月9・10日//9名
□河合谷登山口ー県境尾根ー小ズッコ山ー大ズッコ山ー扇の山山頂(ピストン)

ブナ林
鳥取県と兵庫県の県境にある扇の山は随分前から行きたいと思いながらも、遠くてなかなか行けなかった山。
Nさんからテントオフするよ〜のお声がかかる。う〜ブナ林歩きたいよ〜。月曜日は仕事だが、ブナの山の誘惑には
勝てません(^^ゞ
9日朝、テント・シュラフ・マットと重装備で中国道西宮北IC高速バス乗り場でMさんの車に拾ってもらい、3台の車で
中国道ー播但道ー9号線と走り、上山高原方面に向かう。
曲がりくねった舗装林道をぐんぐん標高を稼いで行くと明るく広々とした上山高原に、、、さらに進んでいくと水との
ふれあい広場の看板のある鞍部に着く。
広場に駐車して、河合谷林道沿いにある雑木のトンネルのような河合谷登山道から登ります。
水とのふれあい広場 中国自然歩道の尾根道
ブナ林の中を落ち葉を踏んで歩く 気持ちのよいブナの自然林が続く

緩やかな登山道には小ズッコ山(1159m)大ズッコ山1273m)とピークがあるのだが、とても気持ちのよいブナの
プロムナードに酔いしれて歩いていて2つのピークに全く気が付かずに鞍部を過ぎ、初めての急な登り?
階段道を登っていくと
木のアーチ越しに避難小屋が見えてくる。

鳥取側にある広々とした頂上です。ここで遅めの昼食にし、避難小屋を見学したり、写真を撮ったりと
おもいおもいに山頂での時間を過ごす。
ブナの象さんもいましたよ
ブナの実もたくさん落ちていました(今年は森の熊さんの食料も豊富ですね))
うろになったブナの木の幹から新しい枝が育っていた。朽ちた幹から落ちる雫・・強い生命力です。
木のアーチを潜ると頂上です 登山コース案内板
扇の山山頂(1310m)二等三角点
氷ノ山が遠望できます
2時過ぎに下山開始。同じ道をピストンですが日差しが変わると木漏れ日の雰囲気も違いブナの林も何ともいえない
雰囲気をかもし出している。名残惜しむようにブナ林を歩き、登山口に戻る。

帰路に足らない食料などを調達し(お酒とつまみ)何とか明るいうちに湯の原オートキャンプ場に着く。
テントサイトでベーステント、個々のテントを設営し終え施設内の温泉(500円)で汗を流した後は満点の星空の下での
宴会タイムです。
地場産のカレイ一夜干し、イカ、ちくわなどを網焼きし、山で調達したブナの実も煎ります。
漬物、おにぎり・・あるもの何でも網の上に(笑)
Yさん、香住鶴の差し入れありがとう〜。いつもながらワイワイとよく飲み食べた後は一人二人とテントに沈没。

かくいう私もいつテントに潜りこんだのか記憶にございません(ポリポリ)
10日の朝は数人が二日酔い状態。ぼーっとしたまま植村直巳記念館を見物してから帰路につくのでした。

Nさんお奨めの扇の山のブナの自然林は癒しの森と呼びましょうか・・あの中に身を置くだけで心地よくすっかり
下界の灰汁が浄化されたようです。
ブナの黄紅葉は例年なら見れた時期ですが、10日くらい遅れそうな感じでした。
黄紅葉の中を歩くのはまたの楽しみに・・。

Mさん、Kさん、MMさん長の運転お疲れ様。Nさんならではの美味しい企画、堪能させてもらいました。
皆さん、ありがとう〜楽しかった♪
トチバニンジンの実 茸(シメジモドキらしいです)
マムシソウの実 ツルリンドウの実
力持ちの茸 ユキザサの実

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