小野子谷〜901mP周遊

小野子東谷源頭部
  2007年10月7日6名
  須後Pー小野子谷林道ー小野子谷ー793m−900m−901mP-672m−小野子谷合流地点−須後P
 ■今秋2度目の芦生へ

  前回は小野村割岳、今回は北側に派生する901Pをぐる〜っと馬轍形に周回するコースです。
  8時過ぎに須後に集合ですが、途中で茅葺集落の蕎麦花を撮っていたら一番最後に到着でした。
  山仲間と会うのも久しぶりだな(^^)

  トロッコ道にかかる橋の手前にある小野子谷林道に入るのですが柵がしてあるので横手から入る。
  林道といっても使われてないので草が生い茂り、崖崩れで岩が道を塞いでいたりと荒れた道です。
  杉林の中に通る溝沿いに進んで行くと谷下流に出あう。

  溝縁に一本だけ曙草が咲いていた。
蕎麦花と茅葺の里 8:59 小野子谷下流
9:25 急斜面に取り付く 尾根筋に出ると、それぞれ好きな場所を歩く
 急斜面を這い上がる

 小野子東谷との合流地点から急斜面に取り付く。四つん這いになった目の先には鹿の糞がころころ
 しばらく登ると鞍部のような場所もあり一息つくのにいい場所だ。
 793m〜900m地点までの間もブナ、ミズナラ、杉などの混生林が続く

 激登りの後は何といい道なんだろうと立ち並ぶ古木の間を縫いながら、うらうら歩く。
900m地点手前から見えるブナの木峠
 登り詰めた尾根は

 威厳ある姿の芦生台杉の古木が点在し、踏み後も無く、テープも無く、藪も無い大きな大きな森の背中。

 苔生した倒木も何もかもが深い森の中に溶け込んでいる。

 激登りで体力を消耗したので900m地点で早めの昼食。 広々とした台地で古木に囲まれて食べるラーメンの美味しいこと♪

 さあ〜!これから先が本日の未踏コース核心部901m地点です。
圧倒される古木
11:59  901と幹に彫られた唯一の印 どっしりとした尾根を悠々漫歩
先週、歩いた小野村割岳への稜線が南方向に見える
ナナカマドの実が紅一点を添える901P〜672Pへの素晴らしい尾根
13:23  672mPから北よりに方向を変え谷下流地点
まで下降開始
13:41 やったね(^_^)v目的ポイントぴったりに下りました
 水辺で余韻に浸りながら一休み

 体中の細胞がフル活動したような満足感に浸り、手や顔を冷たい水に浸してさっぱり(^^)
 4つ足激登り、野趣溢れる尾根筋、読図と山歩きの醍醐味を味えた芦生未踏コースを楽しく歩けたのも
 2機のGPSで細かく地点確認をしてくれたMさん、Kさん達のお陰です(感謝)
小野子谷下流
 小野子谷下流に沿って須後に戻る

 14:30に須後着。
 沢山の車が駐車していたが他のコースだったのだろう、、、このコースは私達だけの楽園でした。
 こんな心地よい気分を皆と共有できる山っていいなぁ〜♪ 同行の皆さん、ありがとう。

 帰路途中の道の駅で地場野菜などを買い、いつのまにか現実に戻りながら帰路につく。