鬼が島〜水無山〜仏谷
2月の上旬とは思えない程の陽気です。例年なら、七曲滝の氷瀑が見れる時期なんですが、この暖かさではつららぐらい?
ここ数年、遅れ気味だったマンサクの花も今年は早いかな・・と、花の様子を見るがてらに、久しく歩いていない有馬口
からのコースを歩いてきました。

用事を片付けていると、いつのまにか11時近くに・・・。

家から登山口まで歩くと、4〜50分はかかるので有馬口まで電車で行く。
有馬側の踏切を渡り、住宅地の中をテクテクと歩いて阪神高速高架を潜ると、水無川入口に着く。

この場所から見る、鬼が島〜水無山の風景が好きなんです(^^♪
ここで上着を脱ぎ、Tシャツだけになるが風が心地よい。

水無川沿いの林道にはボタンズルの白い種子が風にふわふわと揺れている。
まだ山は冬枯れだが、春はそこまで・・・陽射しも風も柔らかく感じる。
□裏六甲
□2007年2月6日単独
□水無川入口(11:39)ー鬼が島(12:25)ー峠ー水無山(13:16)ー仏谷峠(13:33)ー仏谷ー逢山峡(14:15)
水無川・・・水の無い川も歩けます(11:39) 鬼が島取り付き(11:45)案内板に急坂と書いてますが、
その通り!・・・きついです。
    急な登りだが、落葉樹と常緑樹が混在する中の素朴な道です。
    陽が正面から射し込んできたところで、人里の方から昼のサイレンが聞こえてきた。
    時間を見ると丁度12時。  山頂まで、もう一頑張り〜のきつい登りが続く。
片側崖の所からは東側が開け、落葉山と妙見寺 左に灰形山と右に湯槽谷山、真ん中に的場山
     山頂手前の小ピークにある巨木。まさに鬼が島の盟主ですね。アラカシの木だと思うのですが・・・自信無し。
     巨木を過ぎると、ほどなく松の古木に囲まれた鬼が島山頂(583m)に着く。
     南に、これから登る水無山が松の木の間から見えます。

     昼食は松の木と青い空を見ながら、キムチラーメン(^^) 
     30分程のんびりと休憩した後は、松の間を水無山との鞍部まで降り、杉林の中をまた登り返す。
山頂から、水無山 鬼が島山頂(583m)
鬼が島と水無山との鞍部 水無山へ
鬼が島を振り返る
この岩場を巻くと山頂です 正面に逢が山
水無山山頂(ここも松が多い) 5〜6分下ると、水無峠に降りつく
水無峠は水無滝、水無山、高尾山、深戸谷と道を分ける地点です。
道があるような無いような斜面を深戸谷と仏谷峠下との出合まで降り、杉林の中を仏谷峠まで登り返す。

このコースでの登りは、これで終わり・・・ここで小休憩。
仏谷峠・・・高尾山・逢ヶ山との分岐。ここから高尾山〜
湯槽谷峠の雑木林のコースも好きです。
仏谷・・・緩やかな歩きやすい谷
松が立ち並ぶ河原に降り、逢山峡の舗装林道を東山橋に向かうが、まだ14:00なのでちょっと寄り道をする。
林道から谷に降りて、好きなゴルジュの場所で小休憩。
今日は水辺でも寒くなく、ひんやりとした空気が気持ちいい。もう一箇所、寄り道するので、急な崖をよじ登り林道に戻る。

繁殖力旺盛なヤシャブシの小さな緑の実が、冬枯れのなかで目につく。 足元には、キクバヤマボクチのドライフラワーが・・
いつものマンサクの木の場所に着き、木の下から見上げると・・・小さな蕾がいっぱい細い枝についています。
ちょこっと黄色を覗かせている花も・・・枝を引き寄せて、片手で写真を撮る。

毎年、同じ枝の花を撮ってます(^^ゞ こんな時は望遠が欲しくなる。
こんな事してると、時間がたつのはあっという間です。 
あと2週間くらいかな?と、マンサクの開花を楽しみにしながら、我が家に戻る。 
逢山峡のゴルジュ もうすぐ咲くよ。マンサクの花