伊吹山5合目〜弥高山


5合目付近から見る伊吹山 弥高山への道に入る 判りにくい谷筋の道

6月29日(火)晴れ 4名 三ノ宮神社〜5合目〜弥高山〜弥高寺跡〜弥高

弥高山への稜線から振り返って見る伊吹山

三ノ宮神社登山口 スキー場付近は草刈の真っ最中 クサフジ

今週の火曜クラブ山行きは伊吹がホームグラウンドのTさんに案内して頂き、昨年秋に整備されたという
5合目から弥高山の新コースを下見を兼ねて歩いてみようと、1合目の三の宮神社から出発。

満開の伊吹ジャコウソウ キバナカワラマツバ 河原撫子

神社横の階段から、雑木帯の中の登山道を1合目〜2合目と汗タラタラで登っていき、スキー場の小屋前で
水分補給の小休止。この時期の伊吹は暑いのを覚悟していたがやっぱり暑い!。
この辺りはクララ・ヘラオオバコ・クサフジなどが咲いていて、撮影モードでなかなか前に進みません。
側ではおじさんたちが草刈の真っ最中・・・ということは花も一緒に(きっと明日は花は刈られてありません)

2合目から低木林になる。マユミ・アケビが多いので秋もいいだろうな。
少し先に行くとTさんお勧めの秘密の花園に足を踏み入れる。
スゴイ・・・です♪白い石灰岩の中にイブキジャコウソウの群落・・川原撫子も・・白のホタルブクロ
キバナカワラマツバも咲き誇っています。

ユウスゲ 伊吹トラノオ ハクサンフウロ
賑やかな撮影タイムの後、3合目〜4合目と登っていくにつれ、ハクサンフウロ・ユウスゲ・イブキトラノオの花が
咲いており、またまた前に進まない。
登山道沿いの色んな樹木の名前をTさんに教えて頂きながら、色づいたヤマクワ、クマイチゴの実を食べる。

やっと5合目に到着!正面にデ〜ンと伊吹を眺められる最高の場所で昼食タイムです(12:00

ここから先が今日の本番なので30分で腰を上げ、右に折れて生い茂った道に入っていく。
山アジサイが咲く、谷筋になると道が不明瞭になるがTさんが少し下がった場所でテープを見つけてくれたので
谷筋をいったん下り、右側に上り返して尾根筋に入る。、

ヤマクワの実 クマイチゴ アケビの実もたわわ

自然林の中の快適な道を今から向かう弥高山を垣間見ながら、緩やかなアップダウンを繰り返しながら進む。
後ろを振り返るとどっしりとした伊吹の姿が今、歩いてきた尾根越しに見える。

今から向かう弥高山 快適な自然林の中を歩く 後方にはどっしりと伊吹山が控える

大堀切を左にとり、弥高百坊跡地に着く。一面が草原になっており、柱の土台に使われていたような石も点在し、
伊吹の歴史を偲ばせる静かないい場所です。

弥高山ピークらしき笹が生い茂る場所から古いテープをたどるとすごい藪になっていて、とても通れそうになく、
誰も通った痕跡がない。仕方なく元に戻るとき、シロモジの木に小さなプレートがくくられているのが見つかる弥高山(839M)
どこかに三角点があるはずと辺りをウロウロ・・・ありました〜。草むらの中にポツンと4等三角点が隠れていました。
上平寺跡コースからから降りることにし、少し下ると何とそこには真新しい道標が分岐の場所にあるじゃないですか。
どうも私達とは逆に弥高〜5合目コースとして判りやすいような道標の付け方です。
これで納得・一安心。ここから弥高寺跡まではいたるところに道標・案内板などもあり、突き当たりの大堀切の上に上ると
小さな石仏が草むらの中にひっそりと静かな風景の中に溶け込んでいました。

ムラサキ ヨツバヒヨドリ エビガライチゴ
山頂のプレート 4等三角点 道標ここを右に入る 大堀切 高天原

しばらく行くと林道になり、この林道を平野神社までてくてくと降りていく。
途中でエビガライチゴの面白い形の花も初めて見る事が出来、4時前に弥高の集落に降りる。
車道沿いをジョイ伊吹まで歩き、平日で空いている温泉で汗を流して生き返り、近江長岡駅から帰路につく。
今日はTさんの植物解説付の山歩き、花の名前や木の実を沢山教えていただきました(覚えてるかな?)有難う。
あい変らずのデジ亀歩きで随分オーバータイムでしたが初めての伊吹新コース、とても
楽しかったです。Tさん・Sさん・Mさんお疲れ様〜。

弥高寺跡 弥高寺跡の説明板 弥高の集落