行者還岳
5月25日(火)晴れ
3名
トンネル西口〜行者還岳(ピストン)

川迫川沿いから眺める行者還岳(左側)

山で出会った花達へ(次ページ)
登山口に5時45分着・・・コーヒーを沸かして夕暮れ時の静かな山の中でコーヒータイム。
満開のクサタチバナには少し早かったけど、思いがけない花も見る事ができて今日の山はまさに一山三花でした。

帰路は渋滞も無く、迷わず(^^ゞに10時40分頃に帰宅。
大好きな白い花と緑に癒された一日でした。
火曜クラブの皆さん(三人だけですが)お疲れ様〜。

大川口からの道と合流する天川辻(北山越)の先には小奇麗な行者還小屋が
あり、ここで小休止。トイレもあり、木の香りのする綺麗な小屋です。
仰ぎ見るとと今から登る行者還岳の頭が見えます。
東面に廻りこんで急斜面に付けられた桟道をゆっくりと登って行く。

山に入るとシロヤシオの清楚な花が木漏れ日と緑の中から降り注いで
くるようで上を見上げてはポカ〜ン。

白い花木は深くなっていく緑の季節に咲くんだなあ・・・なんて思いながら
登っていくと帆船のような木が目の前に・・倒木の幹から木がニョキニョキ
と伸びている。やはり大峰は雨が多いので木の生命力が強いのかも?

この木の場所が奥駆道出合いです

緑の帆船

ブナとシロヤシオの古木

シロヤシオ

ここから行者還小屋までは弥山・八経が岳や鉄山・バリゴヤ・大普賢岳
などを眺めながら緑の中の心地よい稜線漫歩。
そして山の貴婦人達に出合いました♪

バリゴヤの頭

木漏れ日と緑溢れる稜線

八経が岳と弥山

大台ヶ原方面を展望できる場所に今日の目的、クサタチバナの群落が
あります。花期が6月上旬〜なので満開には少し早かったようだが、
この様な群落は他の山では見かけません。
白い花の中にうずもれての撮影タイム。
いい匂い〜。でも虫が多いな〜。

バイケイソウの群落

クサタチバナの花と大台が原

白玉のような蕾のクサタチバナ

肩部から尾根を登っていくと三角点と行者還岳と書かれた錫杖がある頂上に到着(2時30分)お腹空いた〜。
ここは樹木が生い茂っていて展望が無いが静かなたたずまいが大峰らしい雰囲気を感じる。
南西側の岩場に少しだけ樹木が開けてる場所があり、弥山・八経が岳を眺めながら少し遅めの昼食タイム。
霞みもなくすっきりとした山々を眺める至福のひと時・・・時間よとまれ!

岩場付近から見える八経が岳と弥山

登山道沿いのシャクナゲ

錫杖のある頂上(1546・2m)

後から団体が来られ、静かな山頂が急に賑やかになる。
スタートが遅めだったこともあり、今日もオーバータイム気味。
登山口に6時着予定で、帰りは少しピッチをあげようと元来た道を戻る。
が・・やっぱり花を見ると素通りできない(^^ゞ
陽光の加減か来る時とはまた違う感じで、山のシルエットと色も
柔らかくていい雰囲気だ。つい足が止まる。

下山後の帰路で小さな祠の周辺に
咲いていた九輪草

大普賢岳

黄昏時の鉄山

シロヤシオが迎えてくれる登山道

登山口(この先を左にショートコースを登る)

川迫川沿いから・・鉄山

何年前かに大川口から弥山・八経が岳に行った時、クサタチバナの群落
が見事だったので久しぶりに見たくなり、平日OK(火曜クラブ)のもぐさん
幸さんと一緒に行者還岳に・・のつもりが車内談義に夢中で天川村の方に
行ってしまい、途中でUターン・・・川迫川沿いから見える大峰の山々に
何度か撮影停車しながら、登山口に10時30分過ぎ着。
平日なのに満車状態(弥山、八経かな)・・少し下の駐車スペースに
停めて気持ちいい陽射しの中を出発です。