大普賢岳(1780m) |
奈良県大峰山系 |
■2006年2月18日晴れ ■5名 ■和佐又ヒュッテー伯母谷辻分岐ー日本岳のコルー石の鼻ー小普賢岳ー大普賢山頂直下(ピストン) |
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八経が岳・弥山から行者還岳へと続く、奥駆道の稜線を望む | ||
Mさん達が前回、かなりの積雪であえなく敗退した大普賢岳にリベンジに行くというので同行する。 冬期に大普賢を訪れた事も無く、6〜7年前の秋以来なので、山の記憶もおぼろげになっている。 和佐又ヒュッテを8時30分に出発。スキー場の雪も少なくなっているので歩きやすい。 前回はこの辺りから、ラッセルだったらしい。雪が少ないので、短時間で和佐又のコルに到着する。 緩やかな尾根は、まだアイゼン無しでいけるようです。 真っ青な空・樹林の間から、見える大峰の山々、この辺りは、まだ緊張感はまったく無しで、雪山を楽しみながら歩いていました。 そう・・笙の窟、鷲の窟あたりまでは・・。 |
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和佐又ヒュッテ | 白くなった大普賢岳の頂が見える | |
鷲の窟のツララ・・気温が上がり落ちてくる | 日本岳のコルから眺める大普賢岳 | |
石の鼻から・・・大台方面 | 小普賢から厳しい急斜面のトラバースの繰り返し | |
小普賢の急斜面を下り、コルでほっと一息つくと 辺りは樹氷で白くなっている。綺麗なぁ〜。 今冬の樹氷はこれで見納めかなと、しばし眺める。 気が緩んだのも束の間で、そろそろ山頂直下に。 気温が上がってきているので、雪が緩んできており いっそう神経を張り詰める。 岩場斜面をトラバースする場所ではMさんが持参した ロープで安全確保してくれたお陰で、無事にクリアする。 確保できる手がかりが少ないので、一つ間違うと 急斜面を転がり落ちてしまう。 最後の難所、直下の急斜面では下山時の方が危ないと Mさんが判断し、登るときよりも雪が緩みだした斜面を戻る。 危ない箇所をクリアする度にハア〜と溜息を無意識につく。 今日は何度、溜息をついたことか・・。 |
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緊張が緩む景色。 | 最後の下り。 | |
和佐又のコルから・・正面に和佐又山。 | 張り詰めた緊張感から開放され、和佐又まで戻る | |
冬の大普賢岳はさすがに厳しい山でした。 最近、まれにない緊張感と達成感を味わう事ができた充実した山でした。 これもリーダーの無理のない判断のおかげです。下山後、一番ほっとしたのは水さんでしょうね。ありがとう〜。皆さん、お疲れ様。 今度は新緑の春に訪れてみたいです。 |