赤谷山



尾根途中から赤谷山を振り返る

兵庫/鳥取
2009年2月8日(日)曇り/3名
新戸倉トンネル手前チェーン脱着場(P )−戸倉峠−1143P−赤谷の頭(1216.4m)−ばんしゅう戸倉スキー場(P)

今週も中国道を走り
 安富SAでSちゃん達と待ち合わせ山崎ICからR 29を北上する。
戸倉スキー場付近に1台を駐車し、S車を新戸倉トンネル手前のチェーン脱着場に駐車し、トンネル右の道を戸倉峠に向かう。

道路脇に積まれた木に、こんもり積もった雪がロールケーキのようだ。
しばらく歩くと旧戸倉トンネルが右下に見える。雪の上にスノーシューとスキーの跡が下り方向に付いている。
昨日のかな?

一枚2枚と上着を剥ぎながら、やっと戸倉峠。左の木に赤テープが巻いている・・・ここ登るんや。。かなりの急斜面です。
今日はストックがあるので前回よりは楽だがワカンを斜めに載せないと滑る^^;
ふ〜っと上を見上げれば植林から灌木帯に変わる場所で緩やかになってるみたい。もうちょいだ。

先週の駒の尾山の登りより短かったね〜と言いながら気持の良い尾根を南へと足を進める。
深い雪で覆われブナ混生雑木に囲まれた尾根歩き。締まった雪の上にサラサラ雪が積もりワカン歩きも快適です。
     
 9:16 戸倉峠へ   雪が深い
     
 ヤドリギの実    鳥の糞のなかにヤドリギの種


11:43 1143pブナが立ち並ぶ広々とした場所・・・雪座敷で寛ぐ山仲間

1143pから山頂手前ピークへと歩く尾根
     
 長い蔓が・・・ぶら下がる〜    ふかふかの雪の斜面の奥にスキー場が見える


素晴らしい東側斜面



木々との空間が広くなり灰色の空が近くなり

雪庇の上に野兎の足跡

歩いてきた後方を振り返れば氷ノ山の三の丸周辺が白く輝いている
 
 山頂から南西側の展望   中央左寄り奥に三室山、右の白い頂はくらます。一番右の一番白い山は東山・・・う〜ん、自信ないなぁ^^;

12:05      赤谷山(落折山)
  山頂は360度大展望です。
地図を頼りにあの山は?と山頂をぐるぐると歩きまわりながら山座同定を楽しむ。 

三室山方面を眺めながら斜面でお昼休憩。
時折、射し込む陽に霧氷が輝く。
こんな素晴らしい空間を私達だけで貸切。思わず青空だったらなぁ。。。と呟くこと数回(^.^)


三室山へと続く県境尾根

尾根越しに藤無山

下りたくないねと振り返ると・・・白磁のような雪面に見惚れる

下りるにつれ青空が追いかけてくる。戻ろうか(笑)
何度も何度も振り返りながら下りました。
   
 13:12 スキー場への分岐(新しい案内プレートがある)    ゆっくり下りよう〜と言いながらも下りは早い

青空になり雪面に樹影模様がくっきり

春や秋ももいいだろうなと思う場所ばかり

宿り木と氷ノ山
     
 青空を恨めしげに振り返る    いい雰囲気の尾根がいつまでも続く
     
後方に氷ノ山がたえず 目に入る   落葉模様


宿り木が多い

春がそこまで・・・ブナの根回り穴
  14:48 ばんしゅう戸倉スキー場上部にでる。
下の方から軽快な音楽が聞こえてくると、ほどなくスキー場上部だ。
颯爽と滑るスキーヤー達の中で、ちょっとチグハグな感もあるが邪魔にならないように端っこを下りていく・・・これが今日一番の急下降でした。

やはりスキー場は滑るところです^^;
 
 いつもより早い(普通かな)下山でした。
ずっと歩いてみたかった積雪期の赤谷の頭(赤谷山)は想像以上に素晴らしい山でした。
山肌を覆った深い雪。小動物の足跡。春を待つ裸木。雪面に落とす樹影。雲間から覗く青空。山々を眺望する空間。
じわ〜っと体に浸みこんでくるような心地よい感覚を存分に味わいました(^.^)

Sちゃんに奢ってもらったたこ焼も美味しかった♪何もかもご馳走さまの一日。S&Yちゃん、ありがとう(^^)/