行者還岳(1546.2M)(大峰山系)
2005年5月29日 3名
トンネル西口手前車止め地点〜奥駆道稜線出合〜行者還小屋〜出合〜トンネル西口〜車止め地点
岩盤がゴソッと落ちて、道路が100Mくらい
陥没しているゾッとするような現場です
ヒメシャラ・ブナ・シャクナゲ・シロヤシオの樹林の中の
急勾配をエッチラオッチラと登っていく。
シロヤシオを眺めては一息つき、ゆっくりと高度を上げる。
清楚なシロヤシオの花 シロヤシオが咲き誇る奥駆稜線
桜じゃありません・・シロヤシオです 笹原・ブナ・倒木・鉄山の遠望・・ここ好きな場所
いい山だね〜自然美の奥駆稜線
満開までもう少し・・。 クサタチバナ
行者還小屋(右側を巻いて山頂に・・山頂は展望なし) 薄紅色のコミヤマカタバミ
出合 ツクシシャクナゲが彩るトンネル西口への下山道
咲き始めは葉っぱに守られてるみたい
草花系が少ない山だが、何箇所かにワダソウが咲いていた
毎年、5月の中〜下旬頃になると、大峰のあの山にあの花が咲く頃だなあと気になりだす。
ここもその一つ。稜線に咲くクサタチバナとシロヤシオ・ヤマシャクヤクの花を楽しみに登る山。ブナやシャクナゲ・ヒメシャラの大木・・大峰ならではの山容も魅力で今年も足を運びました。


我が家を5時30分出発〜6時30分に大阪組2人をピックアップし、近畿道柏原IC〜R165〜R30〜R309を洞川方面に南下する。前回の稲村と同じ道・・今日は日曜日なので、渋滞も無くスイスイ〜と走れ、駐車地に8時30分着。
今日はお天気もいいし、花の時期なので先着の車が多いです。
岩盤崩落でここから先は通行止めなので、ゾッとするような崩落現場を登山口まで歩く。
見覚えのある大きな倒木が見えると奥駆稜線に着く。弥山と行者還岳を結ぶ稜線です。
ここで一休みして、冷凍のパイナップルを食べる(体がス〜っとして、美味しい〜)
ここから先は緩やかなアップダウンの稜線漫歩。こんなにシロヤシオが咲いているのを初めて見ます。新緑とシロヤシオで覆われた稜線はまさに山上の楽園。綺麗ね〜いい時に来たね〜と・・他の登山者も私達も皆、同じ言葉が(笑)
今年は4〜5年に一度くらいの当たり年みたい・・(^_^)v 
白い石灰岩が点在する林床には、今が見頃のヤマシャクヤクの白い花が咲いている。
昨年よりも開花株が多いようで、山の白い貴婦人の庭でしばらく足止め。
この花も一番いい時期に見れたので、またまた(^_^)v

南斜面の展望が開けた場所では他の山では類を見ないクサタチバナの群生が見られる。
この花を見たさに毎年、この山を訪れる私です。他の花より少し遅めに咲くので、シロヤシオに合わせるとまだ蕾が多く、満開に合わせると他の花が終盤近くなってしまうのです。
お〜咲いていました♪〜。まだ、2分咲きって感じでしょうか・・・本日3回目の(^_^)v
真っ白な花に早速、被り付きタイム。誰が言うでもなく、もう先に行かなくてもいいね〜ここで充分や〜・・。
そろそろお昼近くなってるので、一応、小屋まで行くことに・・。

行者還小屋に12:20着。昨年は山頂でお昼を食べたのですが、今年は山頂はパスしましょ〜。
少し戻って、展望のいい場所で昼食です。今日のメニューは温泉卵付きとろろ蕎麦と広島菜のお握り。

お腹も一杯になって、お昼寝したくなるような心地よい一時ですが復路も、花の場所で足が止まりそうなのでボチボチともと来た道を戻る。
温度が上がったせいか、クサタチバナの花が先ほどより、開花しているようなのでやっぱり、足がストップに(笑)

朝に登ってきた稜線出合を見送り、弥山側に30分程歩くと真新しい道標が立つ出合に着く。
切り株のベンチで一休みしてから、トンネル西口へと下山する。
この道はツクシシャクナゲが多く、どの木も満開でこれでもか〜と咲いてるのに何故か今日は、すたこらと降りて行く私達(お目当ての花で満腹状態だったので)
駐車地点に16:30着。あ〜気持ちよかった〜と言いながら、帰り支度をし帰路に着く。

Mさん、Sさんお疲れ様〜。いい山に旬な大好きな花・・思う存分、楽しめましたね♪