綿向山(1110m)

■滋賀県
2008年1月17日/雪・曇り時々晴れ/3名
北参道登山口−5合目小屋−山頂−992P手前−山頂−北参道登山口
2年振りに綿向山へ
18切符で若狭の野坂岳に行く予定だったが天気が思わしくない模様、で急遽、滋賀の綿向山に変更。
日替わりでころころと変わる天気に気を揉んだが、何とか午後から回復の兆しありなので樹氷を期待して
雪がうっすらと積もった早朝に家を出る。
JRで大津まで、そこから山仲間のSさんの車に同乗させて頂き、登山口のある日野町に向かう。

林道終点で10時過ぎ、軽くお腹に入れて北参道登山口(10:26)から杉林の中を5合目まで.。
北風が強く、時折吹雪くので小屋のなかでコーヒーを飲みながら回復を待つこと数十分。
この間に数組が登ってきたので、入れ替わりにぼちぼち行きましょうとサラサラのパウダースノーを踏んで山頂へと。

顔が痛いくらいの北風で登山道沿いの木々にバリバリの樹氷ができている。
触るとポロっと剥れるので口に入れてみると冷たくて天然カキ氷だ。
7合目周辺のブナ樹林は、期待通りの素晴らしい樹氷・・・すごい〜!。

尾根筋は吹き抜ける北風で樹氷のつぶてが顔に当たり、痛いのなんのって。
そんな痛い思いをしながらも素晴らしい樹氷に感動しっぱなし。


7合目の樹氷

北風にも負けず樹氷の森を歩く

モノクロームの世界に鮮やかな赤色

ブナの樹氷

山頂へと

ブナの樹氷

綿向山山頂(1110m)
山頂からブナの楽園へと(12:30)
山頂から南寄りの笹原を下り、まるで桜の園のような趣のあるブナ林まで足を延ばし風を避けて
昼食にする。雲が切れ青空が覗くのを樹氷の花の下で、うどんを食べながら待つ。

昼食後の13時過ぎた頃、笹原の向うに鎌が岳の姿が現れる。
雲の流れが速いので目まぐるしく見え隠れする眺望に、まるで「ある時〜無い時〜」状態(^^)
山頂に戻る頃には、目の前にどっしりとした雨乞岳の姿も望めました。


ブナの楽園は樹氷の花盛り

樹氷の花満開、ブナの大木

やっと姿を見せてくれた鎌が岳

雲間からスポットライトを浴びた樹氷の森

山頂から雨乞岳と鎌が岳
下山時には(14:15)
この寒さだと下山時には、もっと樹氷が成長しているかもと思いきや・・・強風で削ぎ落とされていました。
車まで戻り、山を振り返ると青い空が・・・今から、また登る?(笑)
今日は、まさに樹氷日和でした。Sさん、Gさん、樹氷尽くしで大満足の一日でした。ありがとう。