晩秋のダイラ

岐阜県鈴鹿北部
2009年11月27日(金)晴れ/3名
時山〜阿噌谷〜ダイラ〜ダイラの頭(803p)〜ビワ池(ひょうたん池)〜時山

  11月も後半になり里山が柿色に染まるころ、山仲間のお誘いで鈴鹿北部に位置する未知の山域を周遊してきました。
滋賀・三重の3県にまたがっている、三国岳の北側に位置するダイラからビワ池を周遊しようと岐阜県側から登ります。
時山集落の川沿いに駐車し、三国岳と記されたプレートのある渓流沿いの道を進み、黄葉が彩る阿噌谷をゆるゆると
つめていく。苔むした岩間を縫うように清流が流れる素晴らしい谷です。

山村の生活がうかがえる三角屋根の小屋やワサビ棚田もあり、広い谷間には炭焼窯跡が点在する。
木々の彩りも終焉を迎えているが、苔の緑と黄葉のコントラストが嬉しくなるほど綺麗だ。
ひときわ深い黄色の葉はチドリの木だろうか? シロモジと黄色の競演です。

適当な場所から左岸の落葉に覆われた斜面に取りつき、西側尾根に登ると・・・\(^o^)/
優しげな自然林が拡がる楽園のような広〜い台地・・・鹿のように足も弾み、あっちへふらふら、こっちにふらふら〜♪
昼寝でもしたいような場所ですが、まだ先があります。名残惜しみながら稜線上へ出て、ダイラの頭から少し下がった場所で
昼食にする。穏やかな晩秋の陽射しが心地よい。
     
 わさび棚田          黄葉の谷



ダイラ・・・何処を歩いてもダイラ(^^)

小高い場所から、ふわふわのダイラ周辺を眺める


また谷間に下り、稜線を目指す
   
 黄葉に囲まれた炭焼き窯跡    谷は黄色尽くし


黄葉が目をひく広い谷間
 昼食後はビワ池(瓢箪池)に向かい尾根を下ります。
こちら側の疎林は、まだまだ綺麗な色が残っていて、秋の終焉間近の色を目に焼きつけながら山上の池まで。


最後の色を競う

ビワ池(瓢箪池)

シロモジの黄葉とびわ池
 
 もう少し早い時期なら、黄葉に囲まれるだろうなと名残の葉が覆う池の畔でコーヒーを飲みながら一休み。


北東寄りの尾根を時山へと下る

名残惜しむ色
     
 尾根筋で見かけた茸
 
時山集落
晩秋の装いに、ひときわ静謐さを感じ、奥深い鈴鹿の魅力を味わえた一日。また訪れたい場所が増えました(^^)
同行の山仲間にありがとう〜お疲れ様〜。

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