シビレ山
丹生山系(兵庫県)

右奥にシビレ山
■2007年11月25日単独
■勝雄不動明王P−269P−シビレ山(465P)-
269P- 滝手前の横道−269Pの少し南寄り地点−横道−勝雄不動明王P
勝雄不動滝へ

 淡河の田園風景と連なる柿渋色の山肌を見ながら勝雄不動滝まで車を走らす。
 我が家から30分弱で勝雄不動明王の参道入口に11時着。朝寝坊であい変らずの遅い出発です^^;
 おや?珍しく数台が駐車している。お婆さんから、お孫さんまでの家族総出組が多いので、お参りですか?
 と聞くと、毎月第4日曜が祭祀日だそうです、、、急な石段がしんどいですね、気を付けてと先に進む。
 
 不動滝には寄らずに、滝の上部へと登っていくが木の根っこが頼りのざれた急登の道です。
 滝手前にある右に折れる歩きやすそうな道が気になる。
 炭焼き釜跡もあるので巻き道だろうか?往路で左手に入る道が分かるかなぁ〜
 
 程なく尾根上に出る。ここからは快適な剥げ尾根歩きをしばらく楽しめます。
 300m前後なのに高度感たっぷりの眺望に一人で静かに歓声をあげながら、穏やかな小春日和の陽射しを
 浴びて、のんびりと歩いていく、、、 気持ちいいなぁ〜〜(^^)

滝の上部にある鎖場の急登道 尾根に飛び出すと丹生山北側の山々の眺望が
眼下に淡河川と勝雄の集落
ゆるゆると歩く尾根
ここから遠望する雌岡山・雄岡山がいい姿・・・霞んでますが。
季節を間違ったツツジ 谷間に炭焼き釜跡
丹生山とシビレ山との分岐地点(右にシビレ山) シビレ山山頂(465m)
シビレ山へ

 尾根を過ぎ、オオウラジロが生い茂る道を谷まで下る。
 不動滝の源頭部だろうか、水があまり流れていない薄暗い谷間を抜け、岩混じりの道を九十九に登っていくと
 前方が少し明るなり、鞍部が丹生山からの道とシビレ山への分岐地点につく。
 
 右に折れ、雑木に囲まれた道を登ると程なく稜線に出る。この道も下る時はロープを補助にして下りるんです。
 鉄塔の場所で昼食にしようとプレートが無いと山頂とは気が付かない465mPを通り、鉄塔まで。
 日陰を探すくらい陽射しがきつい。

 南側の山々を眺めながらカップラーメンを食べ、古代祭祀場跡へと足を伸ばして見ると・・・
 この周辺が鮮やかな黄紅葉で囲まれて、一番の紅葉スポットになってました(^^)
 ここで衝原湖から登ってきた叔父さんと出会う。明石から来られた方で、この辺りの人の少ない静かな山域が
 好きなんですと話された。

 お互い、今日出会ったのは一人だけですねと笑う。
 衝原湖からはまだ歩いた事がないので、また今度の楽しみに・・・。
鉄塔場所から菊水山方面を望む ウリハダカエデなどで一際鮮やかな古代祭祀場跡
谷間の道に戻る 再び尾根に出てシビレ山を振り返り見る
辿ってきた尾根〜シビレ山
気になる道は・・・

 復路で左側に入る道があるかもと探しながら歩いたが、分からなくて元来た急な下りをロープと鎖を頼りに下る。
 時間を見ると14時15分・・・気になる道を行ってみようと左に折れる。
 緩やかな歩きやすい古道です。上部は溝のように抉られた道になっており木の間から青い空が見えてきた。


 あれれ!ここに出るんだ〜。ほんの15分で先程歩いた尾根に合流しました。
 次回からは、この道を下りに使おう・・・楽チンに下りれる道だわ(^_^)v

 すっきりしたので温かいコーヒーを飲みながら、柿渋色の山々を名残惜しむように眺める。
歩きやすい道でした ここに出ます(古い赤テープあり)
コーヒーを飲みながら飽きもせず眺める山々
横道を下りて参道に戻る

 参道に合流し駐車地に15時過ぎに戻る。そんなに長い歩行時間では無かったけど天気、眺望、秋色と
 3拍子揃った近場の低山歩きを満喫できた一日でした。
 帰路にコープ北町に寄り、夕食材料を買って帰宅する。コボが散歩に行こうよ〜と待ち構えている(^^)